肺気腫とCopdの違いとは?息切れの正体と余命・最新治療法
肺気腫とCopdの違いとは?息切れの正体と余命・最新治療法について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をご確認ください。
「階段を上るときに息が苦しい」「同世代の友人と歩調を合わせられない」「風邪でもないのに朝一番に黄色い痰が出る」。こうしたサインを放置すると、肺の破壊は静かに、しかし確実に進行します。COPDは別名「タバコ病」とも呼ばれますが、初期には激しい痛みが伴わないため、自覚したときにはすでに肺機能の半分近くが失われているケースも珍しくありません。
以下のCOPD 初期症状 チェックリストを用いて、自身の呼吸状態を客観的に確認してください。
【COPD初期症状セルフチェック】
□ 同年代の人と一緒に歩くと、自分だけ息が切れて遅れてしまう
□ 階段や緩やかな坂道を上るとき、途中で立ち止まって息を整える必要がある
□ 風邪をひいていないのに、毎日のように咳や痰が出る
□ 呼吸をするときに、胸の奥で「ヒューヒュー」「ゼーゼー」と音が鳴ることがある
□ 40歳以上で、これまでに合計10年以上タバコを吸った経験がある(過去に吸っていた人も含む)
もしチェックが3つ以上当てはまる場合、放置は禁物です。COPDを未治療のまま過ごすと、風邪やインフルエンザなどの呼吸器感染症をきっかけに「急性増悪(エグザサベーション)」と呼ばれる急激な呼吸不全の発作を起こします。急性増悪を一度起こすごとに肺機能は一段階ずつ階段を転がり落ちるように悪化し、全身の筋力低下や心不全、さらには生命の危機に直結します。