なぜ神と崇められるのか?マイケル・シェンカー波乱の真実と現在

なぜ神と崇められるのか?マイケル・シェンカー波乱の真実と現在とはどんな影響があるのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

マイケル・シェンカー・グループは、圧倒的なギタープレイの一方で、極めて流動的なバンドメンバーの交代劇でも知られています。歴代メンバーにはコージー・パウエル(ドラム)やサイモン・フィリップス(ドラム)、クリス・グレン(ベース)ら世界最高峰のプレイヤーが集結しましたが、特にフロントマンを巡るドラマは常にファンの注目の的でした。

初代ボーカリストのゲイリー・バーデンは、歌唱技術こそ発展途上だったものの、甘いマスクと情感豊かなメロディで日本のファンから絶大な支持を得ました。しかし、更なるボーカルの迫力を求めたマイケルは、元レインボーの実力派シンガー、グラハム・ボネットを招聘し、名盤『黙示録(Assault Attack)』を完成させます。

ところが、この強力なタッグは一瞬で崩壊しました。1982年8月、名門レディング・フェスティバルのわずか数日前に行われたシェフィールドでのウォームアップ公演において、グラハム・ボネットの脱退理由となる前代未聞の事件が発生します。泥酔状態でステージに上がったグラハムは歌詞を忘れ、観客の前でズボンのジッパーを下ろして下半身を露出。激怒したマイケルはその場でグラハムを解雇し、急遽ゲイリー・バーデンを呼び戻して大舞台を乗り切るという狂乱のドラマを演じました。

時代・アルバム主要メンバー・編成代表曲・音楽的特徴編集部の見解・評価第1期 M.S.G.
『神』(1980)
『神話』(1981)ゲイリー・バーデン (Vo)
コージー・パウエル (Dr)
クリス・グレン (Ba)「Armed and Ready」
「Into the Arena」
「Cry for the Nations」哀愁の叙情メロディとヘヴィなリズム隊が融合したHR史上の最高到達点。グラハム期
『黙示録』(1982)グラハム・ボネット (Vo)
テッド・マッケンナ (Dr)
トミー・アイアー (Key)「Assault Attack」
「Desert Song」
「Dancer」圧倒的なシャウトと重厚な音像。短命ながらファンからの評価が極めて高い名盤。McAuley Schenker Group
(1987〜1993)ロビン・マッコーリー (Vo)
ロッキー・ニュートン (Ba)
ボド・ショプフ (Dr)「Gimme Something to Lose」
「Anytime」
「Save Yourself」アメリカ市場を意識した洗練されたメロディアス・ハード路線。Michael Schenker Fest / 近年
(2016〜現在)歴代ボーカル集結
ロニー・ロメロ (Vo)
スティーヴ・マン (Key/Gt)「Warrior」
「Rock City」
UFO楽曲の再演自身のキャリアを全方位で肯定。心身ともに充実した円熟のパフォーマンス。
田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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