朝ドラ歴代全記録!驚異の最高視聴率から最新ヒロイン秘話まで

朝ドラ歴代全記録!驚異の最高視聴率から最新ヒロイン秘話までの特集記事をご紹介します。役立つ情報が詰まっています。

歴代視聴率の頂点に君臨し続けるのは、1983年に放送された第31作『おしん』だ。脚本家・橋田壽賀子が自身の戦争体験と市井の女性たちの聞き書きをもとに紡ぎ出したこの叙事詩は、平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%という、現代のメディア環境では到底再現不可能な数値を叩き出した。

冷たい川の水で大根を洗う少女時代の過酷な奉公生活から、髪結いとしての自立、戦争による喪失、そしてスーパーマーケット経営者としての栄枯盛衰まで。小林綾子、田中裕子、乙羽信子の3人がリレー形式で演じきった主人公の姿は、高度経済成長を遂げた日本人が忘れかけていた「貧困の痛み」と「忍耐の美徳」を呼び覚まし、世界数十カ国でも熱狂的なブームを巻き起こした。

この『おしん』を筆頭に、昭和後期のランキング上位には『おはなはん』(1966年/最高56.4%)、『鳩子の海』(1974年/最高53.3%)、『藍より青く』(1972年/最高53.3%)といった作品がずらりと並ぶ。当時は一家に一台のテレビを家族全員で囲む時代。朝の15分間は、日本人の朝のルーティンそのものだった。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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