筋スパズムとは?筋短縮との違いと痛みの悪循環を断つ最新治療
筋スパズムとは?筋短縮との違いと痛みの悪循環を断つ最新治療について押さえておきたい 理由を分かりやすい構成で解説いたします。
医療機関やリハビリ施設において、理学療法士はどのようにして筋スパズムを判定しているのでしょうか。臨床で行われる主要な評価ステップをまとめました。
1. 表層・深層の触診(Palpation):
筋線維に対して垂直方向に指を滑らせ、索状硬結(Taut Band)の有無を確認します。筋スパズムを起こしている筋腹は、弾力性を失いゴムボートの縁のように硬く触知され、圧迫時に明確な局所痛や逃避反応(ジャンプサイン)が見られます。
2. 自動可動域(AROM)と他動可動域(PROM)の差の検出:
患者自身の力で動かす「自動運動」で強い痛みと制限が出る一方、検者がゆっくり脱力させて動かす「他動運動」において、特定の最終域まで動かせる場合は筋スパズムの関与が濃厚です。完全に組織が縮んでいる筋短縮では、他動運動でも即座に硬い抵抗(ハード・エンドフィール)に突き当たります。
3. 等尺性収縮後弛緩テスト:
対象筋に軽く力を入れさせた(等尺性収縮)直後に脱力させ、可動域が一時的に広がるかを確認します。筋スパズムであれば、相反抑制やゴルジ腱器官の反射を利用することで一時的な弛緩が得られます。