普通のは危険?ドライブレコーダー用Sdカードの寿命と失敗しない選び方
普通のは危険?ドライブレコーダー用Sdカードの寿命と失敗しない選び方について詳しく解説いたします。専門家の見解をお届けします。
SDカードの心臓部であるNANDフラッシュメモリには、1つの記録素子(セル)に何ビットの情報を保持するかによって「MLC(Multi Level Cell)」「TLC(Triple Level Cell)」「QLC(Quad Level Cell)」などの規格が存在します。このフラッシュメモリの構造こそが、ドラレコの寿命を決定づける核心です。
現在市販されている一般的なSDカードの9割以上は、低コストで大容量化が容易なTLCやQLCを採用しています。しかし、書き換え可能回数を比較すると、MLCが約3,000〜10,000回であるのに対し、TLCは約500〜1,000回、QLCに至っては約100〜300回しかありません。常にデータを書き換え続ける2カメラ・3カメラの高画質ドライブレコーダーにおいては、書き換え寿命の差がそのまま稼働可能期間の差として直結します。
「ドラレコ SDカード 128GBと64GBの違い」を検討する際、単に保存できる時間の長さだけでなく、セル寿命の延命効果を考慮する必要があります。同じ走行距離であれば、128GBは64GBに比べてメモリ全体の上書き巡回頻度が半分になるため、カード自体の物理的寿命が実質的に約2倍長持ちします。近年の4K画質対応モデルや駐車監視機能付きドラレコを使用している場合は、最低でも64GB、可能な限り128GB以上の高耐久microSDカードを選択するのが賢明です。