もう刃を飛ばさない!プロ直伝カッター刃の安全な折り方と向きの正解
もう刃を飛ばさない!プロ直伝カッター刃の安全な折り方と向きの正解にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
そもそも折る刃式カッターナイフの仕組みは、1956年にオルファの創業者である岡田良男氏が、板チョコの割れ目とガラス職人がガラスを割る様子から着想を得て世界で初めて発明した日本発祥のプロダクトです。刃には一定間隔で精密な溝(スリット・折れ線)が斜め59度前後の角度で刻まれており、意図した場所で破断するように設計されています。
ここで最も重要なのがカッターの刃の折り方の向きです。オルファのカッター刃の折り方公式アナウンスやNTカッターの刃の折り方手順では、共通して「刃の表裏と曲げる方向」について明確な指定がなされています。
刃をよく観察すると、折れ線となる「筋(スリット溝)」が彫られている面があります。物理学的な破壊力学において、金属は引張応力(外側に引っ張られる力)がかかった側からクラックが進行します。したがって、「溝が彫られている面を裏(外側)にし、その溝を押し広げる方向(山折り)」に力を加えるのが最も軽い力で、かつ綺麗な断面で折れる正しい向きです。
逆に、溝の内側を押しつぶす「谷折り」の向きに力を加えると、余計な荷重が必要になり、破断した瞬間に蓄積されたエネルギーが爆発して破片が勢いよく飛び散る原因になります。必ず「刃先を1目盛りだけ出し、折れ線が山折りになる向き」を意識してください。