『北の国から』相関図と家系図の真実!純の恋と螢の離婚、キャストの現在
『北の国から』相関図と家系図の真実!純の恋と螢の離婚、キャストの現在の特集記事をお届けします。専門的な知識が詰まっています。
五郎にとって「誇りであり、天使」であり続けた黒板螢の歩みは、兄・純以上に激しく過酷な波乱の連続でした。『北の国から螢結婚相手と離婚の真相』を追うと、親の期待を背負い続けた優等生が抱える、底知れぬ心の空洞が浮かび上がってきます。
旭川の看護学校を卒業し、一人前の看護師として歩み始めた螢を襲ったのが、勤務先のエリート妻子ある医師・緒方との許されざる不倫愛でした。『'95秘密』において、周囲の猛反対を振り切って道北の安宿へ逃避行を図った螢の姿は、五郎に絶望的な打撃を与えます。しかし、不倫相手に去られ、身ごもった胎児を抱えて孤立無援となった螢は、身元を隠して道東・落石の医院で人目を忍ぶように働き始めました。
この絶対絶命の窮地を救ったのが、幼馴染の笠松正吉(中澤佳仁)でした。『'98時代』において、草太の強烈な後押しを受けた正吉は、螢の腹の子(のちの快=かい)の父親になることを志願します。「俺、螢が好きだった。ずっと昔から好きだった」と告げる正吉の無私の愛を受け入れ、2人は富良野で伝説的な電撃結婚式を挙げました。五郎が嬉し涙に暮れたこの祝宴は、シリーズ屈指の感涙の山場となります。
しかし、現実はあまりに非情でした。『2002遺言』では、正吉が勤務先の土木会社の連帯保証人となったことで巨額の負債を背負い、螢と幼子を守るために失踪。螢は羅臼の医院で看護師として働きながら、女手一つで快を育てるシングルマザーとしての生活を余儀なくされていました。劇中では法的な離婚届の提出こそ明言されていないものの、実質的な夫婦関係は破綻しており、螢は「父親に最も甘えられず、最も愛を渇望しながら傷ついた孤高の母」として生きる道を選んだのです。