新羅とはどんな国か?読み方の違いから朝鮮半島統一と滅亡の真相を解説

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新羅の名称に触れる際、多くの人が最初に抱く疑問が「しらぎ」と「しんら」、どちらの読み方が正しいのかという点です。結論から述べると、歴史的な文脈や使われる場面によって双方が正当な読み方として認められています。

「しらぎ」という読みは、古代日本(大和朝廷)が同国を呼んでいた「古訓(こくん)」に由来します。『日本書紀』や『万葉集』などの古代文献では「志羅紀」「新羅」と記され、「しらぎ」と訓読されてきました。一方の「しんら」は、漢字の音読み(漢音・呉音)に基づいた呼称であり、朝鮮語の原音「シルラ(Silla / 실라)」の響きに極めて近い発音です。現在の日本の歴史教科書や学術書では、古代日本との関わりを重視する場合は「しらぎ」、東アジア全体の地域史として捉える場合は「しんら」と表記されるケースが一般的です。

国家としての起源は、朝鮮半島南東部に存在した「辰韓(しんかん)」十二国のうちの有力小国・斯盧(しろ)国に遡ります。『三国史記』の伝承では紀元前57年に朴赫居世(パク・ヒョッコセ)が建国したと伝えられますが、考古学および実証史学の知見では、4世紀半ばの第17代・奈勿尼師今(なもちにしきん / 奈勿王)の治世に中央集権的な国家体制の基礎が固まったと見なされています。その後、503年に正式な国号を「新羅」と定め、国家の近代化を一気に推し進めました。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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