「息してる」は誤解!死戦期呼吸の見分け方とAed・心肺蘇生法
今注目を集めている 「息してる」は誤解!死戦期呼吸の見分け方とAed・心肺蘇生法について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
救急車が通報から現場に到着するまでの全国平均時間は約9分から10分です。心停止から何も処置をせずに救急隊を待った場合、生存率は極めて低くなります。しかし、その場に居合わせた人(バイスタンダー)が死戦期呼吸を見逃さず、すぐに胸骨圧迫とAEDを実施した場合、救命率は2倍から3倍以上に跳ね上がることが各種データで証明されています。
一般市民が直面する最大のハードルは、「もし間違っていたらどうしよう」「肋骨を折ってしまうのではないか」という心理的恐怖です。しかし、医学的な見地からも法的な観点からも、善意で行った救命処置で責任を問われることはありません。仮に相手が生きていて胸骨圧迫に反応して動いたなら、その時点で圧迫を中止すればよいだけです。「迷ったら即座に胸を押す」という果断な決断こそが、助かるはずの命を未来へ繋ぎます。