牛丼に乗せすぎる紅生姜の塩分危険?専門家が明かす健康な食べ方
牛丼に乗せすぎる紅生姜の塩分危険?専門家が明かす健康な食べ方の疑問点について、専門知識を詳しくお届けします。
結論から言えば、紅生姜そのものの塩分濃度は決して低くはない。一般的な紅生姜の可食部100gあたりに含まれる食塩相当量は、およそ3.0gから5.0g程度。数字だけを見れば「塩分の塊」のように聞こえるかもしれない。しかし、私たちが一回に食べる量を冷静に計算してみる必要がある。
例えば、吉野家をはじめとする牛丼店で提供される持ち帰り用の小袋1包(約5g)に含まれる食塩相当量は、およそ0.15g〜0.2gだ。卓上のトングで軽くひとすくい(約10g〜15g)した程度であれば、塩分量は0.4g〜0.6g前後に留まる。一方で、岩下食品などが製造販売する市販のパック商品でも、大さじ1杯程度なら塩分量はわずか0.5g未満。食品中のナトリウムが体内に吸収される量を考えても、適量であれば一口で即座に危険域へ達するわけではない。
問題は「盛り付けの加減」だ。トングで何回もおかわりし、牛丼が見えなくなるほどの量を乗せた場合、紅生姜だけで2g〜3g以上の塩分を摂取してしまう。牛丼一杯自体にも約2.5g〜3.5gの塩分が含まれているため、合計の塩分摂取量は一気に跳ね上がる。