世界を魅了するミナの魔法。記憶を紡ぐテキスタイルと最新の息吹

世界を魅了するミナの魔法。記憶を紡ぐテキスタイルと最新の息吹にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

ブランドを象徴する柄といえば、やはり「tambourine(タンバリン)」だろう。小さなドットが連なり、ひとつの円を描く。だが、よく目を凝らすと、その円は決して完全な正円ではない。刺繍の針目がひとつひとつ異なり、線の太さや間隔にも微細な揺らぎが存在する。

この「不完全な粒の集まり」こそが、人の手の痕跡であり、機械的な冷たさを排除した温もりの正体だ。どこか素朴でありながら洗練された佇まいは、北欧デザインが持つ機能美や自然への畏敬の念とも深く響き合う。2000年の発表以来、衣服だけでなく椅子張りやバッグ、ステーショナリーに至るまで姿を変え、世代や国境を超えて愛され続ける理由は、この普遍的な安心感にある。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest