給湯器の温度設定は何度が得?40度が損する真相とプロの節約術

給湯器の温度設定は何度が得?40度が損する真相とプロの節約術に関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

冬場給湯器設定温度と光熱費が毎年議論になる最大の理由は、入水温度の劇的な低下にある。夏場は20度前後ある水道水の温度が、厳冬期には5度前後にまで落ち込む。水温5度の水を42度のお湯に変えるには、夏場の倍近い熱量(カロリー)を消費しなければならない。

冬になると「給湯器の温度を上げても熱いお湯が出ない」という不満が急増するが、給湯器温度上がらない原因対処としては以下の技術的チェックが不可欠となる。

  1. 給湯能力(号数)の限界:給湯器には「号数(16号・20号・24号)」があり、1分間に「水温+25度」のお湯を出せるリットル数を示している。冬場に入水温度が著しく低い場合、キッチンと浴室で同時給湯を行うと24号であっても能力上限に達し、設定温度まで加熱しきれずにぬるくなる。対策は「給湯のタイミングをずらす」ことに尽きる。
  2. 水栓ストレーナー(フィルター)の目詰まり:給湯器本体ではなく、水栓の根元にあるフィルターに水道管のサビやゴミが堆積すると流量が落ちる。給湯器は一定以上の水流がないと安全装置が働いて着火しないか、最小燃焼にとどまる。半年に一度のストレーナー清掃で劇的に改善する例は多い。
  3. 浴槽循環金具の汚れ:お風呂のお湯を沸かす際、追焚き配管の循環金具(フィルター)に湯垢や髪の毛が詰まっていると、湯温を正確に感知できず沸き上がりがぬるくなる。こまめなブラシ清掃が基本である。

なお、光熱費対策として「お湯はり」と「追いだき」のどちらが得かという論争については、公式の熱効率データから答えが出ている。冷めきった残り湯を翌日沸かし直すよりも、毎日新たにお湯はりをしたほうがガス消費量は少ない。給湯器の熱交換器はお湯はり時のほうが熱効率が高く設計されているためだ。ただし、家族が連続して入浴し「湯がまだ温かい状態」での微小な追いだきであれば、給湯の手間を省き有効な節約となる。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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