ゼネコンとは?大手5社比較やハウスメーカーとの違い・年収を徹底解説
ゼネコンとは?大手5社比較やハウスメーカーとの違い・年収を徹底解説とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。
建設業界には数万社が存在しますが、その頂点に君臨するのが単体売上高1兆円を超えるスーパーゼネコン大手5社(大林組・鹿島建設・清水建設・大成建設・竹中工務店)です。各社は歴史的背景や得意とする施工領域において明確な個性を有しています。
大林組は、東京スカイツリーをはじめとする難易度の高い大型建造物の実績で知られ、近年は宇宙エレベーター構想や木造超高層建築など先進技術の開発に強みを持ちます。
鹿島建設は、霞が関ビルディングなど日本の超高層ビルの先駆けを切り開いた「土木の鹿島」としての圧倒的な技術力に加え、海外事業展開やスマートシティ開発において業界随一の総合力を発揮しています。
清水建設は、江戸時代の宮大工をルーツに持ち、伝統建築の修復から最新の医療施設・生産施設まで手掛ける「子どもたちに誇れるしごとを」の信念を体現する企業です。歴史的建造物に対するノウハウの蓄積は群を抜いています。
大成建設は、大手5社の中で唯一の非同族企業であり、進取の気風に富んだ社風が特徴です。国立競技場(新国立競技場)の建設や海底トンネルなどの大規模土木インフラにおいて確固たるポジションを築いています。
竹中工務店は、5社の中で唯一の非上場企業であり、「建築専業(土木を行わない)」のスタンスを貫いています。東京ドームをはじめとする大規模ドーム球場や美術館など、洗練されたデザインと設計施工一貫方式による高い作品性で国内外の建築賞を多数獲得しています。
これらスーパーゼネコンを追う存在として、業界を支える準大手ゼネコンが控えています。マンション建築で国内トップシェアを誇る長谷工コーポレーションをはじめ、建築に強い戸田建設、山岳トンネルや土木工事に定評のある西松建設、インフラ複合開発に強みを持つ前田建設工業(インフロニア・ホールディングス傘下)、海洋土木(マリコン)の雄である五洋建設、橋梁・プレストレストコンクリートに強い三井住友建設、ダム・トンネル施工で実績を重ねる安藤ハザマなどが挙げられます。