大腸がんの便の色と危険信号|鮮血・暗赤色・黒い便と痔の決定的な違い
大腸がんの便の色と危険信号|鮮血・暗赤色・黒い便と痔の決定的な違いに関する注目トピックをまとめてご紹介します。最新情報を求める方は必見です。
Q1:便の一部に赤い筋がついている場合、大腸がんの可能性はありますか?
十分に考えられます。便の一部に細い赤い糸のような血が付着している所見は、直腸やS状結腸にできたポリープや早期・進行がんの表面を便が擦過した際に生じる典型例です。固い便の通過で肛門が切れた際にも同様の所見が出ますが、肉眼でその両者を区別することは専門医でも不可能です。一過性のものと決めつけず、消化器内科で直腸指診や内視鏡検査を受けて原因部位を特定することが推奨されます。
Q2:人間ドックの便潜血検査で「1日目陰性・2日目陽性」でした。痔のせいにして放置しても良いですか?
絶対に放置してはなりません。「2回中1回陽性」は、医学的には「大腸内に何らかの出血源が存在する立派な陽性判定」です。もし進行大腸がんが存在していても、便潜血検査で2日とも陽性になる確率は約7割程度であり、病変から常時出血しているとは限りません。痔があっても大腸がんを併発している症例は無数に存在するため、1回でも陽性判定が出た以上、必ず大腸内視鏡検査による全大腸の粘膜観察を行ってください。
Q3:大腸カメラは痛いと聞きますが、鎮静剤を使えば苦痛はありませんか?
鎮静剤(静静脈麻酔)を導入している医療機関を選択すれば、ほとんど苦痛を感じることなく受診可能です。点滴から麻酔薬を入れることで、ウトウトと眠っているようなリラックス状態の間に検査が終了します。また、腸管に空気を送り込む代わりに吸収の早い炭酸ガス(CO2)を使用する施設が増えており、検査後のお腹の張りや不快感も劇的に改善されています。「昔痛い思いをした」という記憶がある方も、最新の内視鏡技術を備えた専門クリニックへ相談してみる価値があります。