Nhk理事の年収と役職一覧の真実!経営委員会との違いと人事の裏側
Nhk理事の年収と役職一覧の真実!経営委員会との違いと人事の裏側の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。
NHK役員をめぐっては、長年インターネット上で数多くの憶測や誤解が飛び交ってきました。その最たるものがNHK役員の天下りに関する言説です。
誤解1:「NHKの理事は官公庁からの天下り官僚ばかりである」という誤り
ネット上では「総務省の元官僚がNHK理事に天下って組織を牛耳っている」という言説が頻繁に見られます。しかし、NHK役員一覧(歴代含む)を調査すると、これは明らかな事実誤認です。
NHKの理事は、ほぼ100%が生え抜きのNHK職員出身者(局長級からの内部昇格)で占められています。放送法上の独立性を担保するため、監督官庁である総務省の官僚が直接NHK本体の常勤理事に就任することは原則としてありません。外部から登用されるケースの多くは、会長職(商社やメガバンク出身の財界人など)に限られています。
盲点2:真の天下り問題は「NHK本体から関連団体・子会社へのスライド」
では、なぜ天下り批判が絶えないのでしょうか。その実態は「外部からNHKへの天下り」ではなく、「NHK本体を退任した理事が、巨大な関連団体や子会社へ再就職する」という下りエスカレーター型の構造にあります。
NHKには、番組制作やコンテンツビジネスを担う「NHKエンタープライズ」、教育番組やイベントを手掛ける「NHKエデュケーショナル」、技術基盤を支える「NHKメディアテクノロジー」など、数多くの関連営利法人や一般財団法人が存在します。理事を任期満了や内閣交代のタイミングで退任した元役員が、これら関連団体の代表取締役社長や理事長、特別顧問としてスライド就任する構図が長年維持されてきました。
この関連子会社群は、NHK本体から多額の随意契約や制作委託費を受注して成り立っているため、「本体の役員報酬が廃止されても、関連会社にポストを用意して高給を維持させているのではないか」という批判が、国会や会計検査院から繰り返し突きつけられてきた歴史があります。