クレアチン×カフェイン併用の真相|効果を打ち消す噂と最新の飲み方
クレアチン×カフェイン併用の真相|効果を打ち消す噂と最新の飲み方の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。
「クレアチンとカフェインの併用は意味がない」と言われるようになった最大のきっかけは、1996年に発表されたベルギーの研究(Vandenbergheら)に遡ります。この実験では、クレアチン単体を摂取したグループで筋力向上が見られた一方、クレアチンと高用量カフェインを同時に摂取したグループではトルク(筋出力)の改善が相殺されたという結果が報告され、フィットネス界に大きな衝撃を与えました。
しかし、近年の検証では、この古い研究におけるカフェインの投与量が体重1kgあたり5mg(体重70kgなら350mgという極めて高用量)であった点や、被験者の筋肉内クレアチン蓄積量自体はカフェインを併用しても減少していなかった点が再評価されています。
つまり、クレアチンが筋肉に蓄積されるプロセスそのものが阻害されるわけではありません。ただし、両者をまったく同じタイミングで大量に摂取した場合、筋肉の収縮と弛緩をコントロールする細胞レベルの働きにおいて、互いの作用が干渉し合う可能性が指摘されています。