田宮五郎の真実と浅野ゆう子との絆!大河ドラマ平清盛の伝説
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父は『白い巨塔』や『タイムショック』で一世を風靡した昭和の大スター、田宮二郎。その血を引く彼が演技の世界へと足を踏み入れたのは、決して早期のスタートではなかった。十代や二十代での華々しいデビューとは無縁。青年期は実業の世界を模索するなど、遠回りとも思える人生の研鑽を重ねていた。
30代半ばを過ぎてから本格的に役者を志した背中には、常に「二世」という重圧がまとわりついた。兄である柴田光太郎も俳優・アナウンサーとして活躍する中、彼は自らの名を伏せるかのように舞台の稽古場へ通い詰めたという。親の七光りを徹底的に拒み、泥にまみれて基礎を叩き込んだ努力。芸能界という華やかな光の裏で、愚直に己の演技力を磨き上げた下積み時代こそが、後年の渋みある演技の骨格を作り上げたのだった。