バイクのハーフヘルメットは大型で違反?排気量制限と安全基準の真相
バイクのハーフヘルメットは大型で違反?排気量制限と安全基準の真相の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
量販店やECサイトでハーフヘルメットを購入しようとすると、必ず目にするのが「PSCマーク」と「SGマーク」です。この2つの基準の違いを正しく把握することが、バイク ハーフヘルメット 違反の誤解を解く鍵となります。
まず「PSCマーク」は、消費生活用製品安全法に基づき、国が定めた技術基準に適合していることを証明する国家基準です。日本国内において「乗車用ヘルメット」として製造・輸入・販売するためには、このPSCマークの取得が法律で義務付けられています。PSCマークがない製品を乗車用として販売することは違法行為にあたります。
一方の「SGマーク」は、一般財団法人製品安全協会が定めた民間の任意規格です。安全基準に適合した製品に付与され、万が一製品の欠陥によって人身事故が発生した場合には、最高1億円の対人賠償保険が適用されます。このSG規格において、安全テストの強度に応じて「125cc以下用(小型二輪・原付用)」と「排気量無制限(自動二輪車用)」という区分が設けられています。
ハーフヘルメットの多くは構造上、側頭部や後頭部の保護面積が狭いため、SG規格の「125cc以下用」として認証を受けています。製品パッケージに記載された「125cc以下」という警告は、「この排気量を超えて使用した場合、製品安全協会の対人賠償補償の対象外となります」というメーカー側の製品責任上のアナウンスであり、道路交通法上の禁止規定ではないのです。
ただし、法的に違反ではないからといってリスクがゼロなわけではありません。警察による取り締まりは受けないものの、大型バイクで125cc以下用ヘルメットを着用して事故に遭った場合、保険会社との示談交渉や民事裁判において「安全配慮義務の不履行」として被害者側の過失割合が5〜10%程度加算(過失相殺)される判例が複数報告されています。