自分で歯石取りは危険?スケーラー誤用が招くエナメル質損傷の真相
自分で歯石取りは危険?スケーラー誤用が招くエナメル質損傷の真相とは一体何なのか? 背景や要点を簡潔に解説します。
市場で流通している器具は、主に2つのタイプに分かれる。ひとつは刃先で引っ掻いて削るハンドスケーラー、もうひとつは毎秒数万回の振動で砕く超音波スケーラーだ。一見するとハイテクな超音波タイプの方が安全に思えるかもしれないが、実態は逆である。
超音波機器は適切な水冷却と正確な接触角度が保たれない場合、摩擦熱によって歯髄(歯の神経)に熱ダメージを与え、最悪の場合は神経が死滅する。一方で、手動のハンドスケーラーもまた鋭利な刃物であることに変わりはない。視界が限定されるお口の中で力任せに操作すれば、粘膜を深く切り割る刃物創を作り出してしまう。