レジ袋有料化から6年、私たちは本当に環境を救えたのか?「辞退率8割」の裏に潜むデータと次なる世界的波
レジ袋有料化から6年、私たちは本当に環境を救えたのか?「辞退率8割」の裏に潜むデータと次なる世界的波とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
政策の波紋は、小売店の現場にも重い影を落とし続けている。有料化導入以降、スーパーやドラッグストアの店頭で急増したのが「マイバッグ悪用型の万引き」だ。未会計の商品を自分のバッグに直接入れやすくなったことで、万引き被害が増加。防犯カメラの増設や保安員の巡回強化など、店舗側のセキュリティコストは年々膨らんでいる。
さらに、セルフレジ普及に伴う確認作業の煩雑化や、レジ待ち時間の増大といった現場オペレーションへの圧迫も無視できない。店舗にとっては、数円のレジ袋代金による微小な収益増以上に、セキュリティや顧客対応にかかるコスト増加が重くのしかかっているのが実情だ。