レジ袋有料化から6年、私たちは本当に環境を救えたのか?「辞退率8割」の裏に潜むデータと次なる世界的波
レジ袋有料化から6年、私たちは本当に環境を救えたのか?「辞退率8割」の裏に潜むデータと次なる世界的波の詳細について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
最も根深い問題は、レジ袋の有料化によって「家庭用ごみ袋」の販売量が著しく伸びた点だ。かつては買い物の副産物として無料で手に入り、そのまま生ごみや分別ごみを入れる袋として再利用されていたレジ袋。それが消えた結果、多くの家庭がドラッグストアや100円ショップで箱入りのポリ袋を購入するようになった。
製袋業界の出荷統計をたどると、有料化以降、薄手ポリ袋やゴミ袋の国内出荷数は高止まりを続けている。つまり、レジ袋単体の削減実績を誇っても、社会全体で消費される使い捨てプラスチックの総重量は劇的には減っていないのだ。これでは文字通りの「本末転倒」であり、単に対象となるプラスチックの流通経路がシフトしたに過ぎないという厳しい指摘も相次ぐ。