親指の付け根が痛む原因は短母指伸筋?解剖学から治し方まで解説

親指の付け根が痛む原因は短母指伸筋?解剖学から治し方まで解説について知っておくべき 事実を厳選して解説いたします。

手首の背側には、指を伸ばす腱が通るトンネルが6つ並んでおり、これを「伸筋支帯の区画」と呼びます。その最も親指側に位置する第1区画を仲良く並んで通過しているのが、短母指伸筋腱と長母指外転筋腱の2本です。

親指を頻繁に動かしたり、手首を小指側へ曲げる動作を繰り返したりすると、腱とトンネル(腱鞘)の間で激しい摩擦が発生します。この摩擦によって腱鞘が分厚くなり、内部の腱を締め付けてしまう疾患がドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)です。

特にスマートフォンを片手で操作する習慣、パソコンのマウス操作、楽器の演奏、さらには産前産後のホルモンバランスの変化(プロゲステロンの影響による腱鞘のむくみ)が重なると発症リスクが跳ね上がります。「親指の付け根が熱を持ってズキズキ痛む」「手首をひねると激痛が走る」といった症状は、この第1区画内で強い炎症が生じている典型的なサインです。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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