日本が本気で戦争したら勝てるのか?自衛隊の真の実力と継戦能力の限界

日本が本気で戦争したら勝てるのか?自衛隊の真の実力と継戦能力の限界の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

軍事衝突が長期化した場合、日本が最も恐れるべきシナリオは武力行使による直接的な破壊だけではありません。四方を海に囲まれた島国特有の弱点である、日本の食料自給率と戦争リスクです。

農林水産省の統計によると、日本のカロリーベース食料自給率は約38%にとどまります。さらに見落とされがちなのが、肥料の原料(リンやカリウム)や家畜の飼料用トウモロコシはほぼ100%を海外からの輸入に依存している点です。エネルギー自給率に至っては約12%であり、原油の約9割以上を中東地域からマラッカ海峡、南西諸島近海を経由する海上交通路(シーレーン)に依存しています。

もし台湾海峡や南シナ海周辺で軍事衝突が激化し、海上保険会社が周辺海域の民間船舶に対する保険引き受けを停止した場合、日本に向かうコンテナ船や大型タンカーは航行不能に陥ります。

敵国軍が一歩も本土に上陸しなくとも、機雷敷設や長距離対艦ミサイルによるシーレーンの実質的封鎖が行われるだけで、数ヶ月のうちに国内では電力供給の制限、燃料枯渇、そして深刻な食糧危機が発生します。戦争を「前線の戦闘」としてしか捉えない議論では見落とされがちですが、国家レジリエンス(抗たん力)の観点において、補給の寸断こそが日本の最大の急所です。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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