ケッペンの気候区分は暗記ゼロで解ける!共通テストを制する判定裏ワザ

ケッペンの気候区分は暗記ゼロで解ける!共通テストを制する判定裏ワザの要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。

Q1:乾燥帯(B)の乾燥限界計算式は、共通テスト本番で数値を暗記して計算する必要がありますか?
A1:暗記して計算する必要は一切ありません。共通テストで乾燥帯の判定が絡む場合は、「年降水量が明らかに250mm未満(砂漠)」または「500mm前後でステップ気候」といった誰が見ても判別できる数値で提示されるか、必要な計算の基準値が問題文中に与えられます。公式を暗記する時間を、各気候区分の農作物や土壌の因果関係を理解する時間に充てるのが合格への鉄則です。

Q2:熱帯雨林気候(Af)と熱帯モンスーン気候(Am)の雨温図はどこで見分ければ良いですか?
A2:最小雨月(最も雨が少ない月)の降水量が「60mm」を超えているかどうかが公式の境界線です。Afは1年を通して毎月60mm以上の激しいスコールが降ります。一方、Amは季節風の風向きが変わる時期に短い乾季(60mm未満の月)が存在します。ただしAmは雨季の降水量が極めて凄まじく、年降水量全体で見るとAfを凌駕するほどの豪雨になる点が視覚的特徴です。

Q3:温帯(C)と冷帯/亜寒帯(D)の境界が「0℃」ではなく「-3℃」なのはなぜですか?
A3:ケッペンが調査を行った際、最寒月平均気温が-3℃を下回ると、降った雪が解けずに長期間積雪(根雪)として残り、樹木や土壌生態系に明確な変化(針葉樹林の卓越)が現れることを突き止めたためです。なお、近年の気象学会の一部やアメリカの地理学者トレワーサの定義では0℃を採用する分類法もありますが、高校地理および大学入学共通テストでは一貫してケッペンの原典である「-3℃」が基準となっています。

Q4:試験直前期に詰め込める最も効果的な語呂合わせはありますか?
A4:小文字の乾燥パターンを覚える語呂合わせとして、「夏(s)にスカスカ(地中海性Cs)、冬(w)にウエットじゃない(冬乾燥Cw/Aw)、年中フリー(f)で雨が降る(年中湿潤Cf/Df)」というフレーズが直感的でおすすめです。判定フローの最後にこの語呂を当てはめるだけで、記号の取り違えを完璧に防げます。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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