中1男子の平均身長と伸びるサイン|文科省データと最終身長の予測法
中1男子の平均身長と伸びるサイン|文科省データと最終身長の予測法の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
中1男子の体格差を語るうえで、避けて通れない要素が中1の身長における早生まれの差です。同じ中学1年生の教室に並んでいても、4月生まれの生徒と翌年3月生まれの生徒の間には、ほぼ満1歳(12ヶ月)の月齢ギャップが存在します。
小児内分泌学のデータでは、成長期突入前後の男子は1年間で通常5〜6cm伸長します。すなわち、4月生まれの生徒が13歳0ヶ月を迎えている時点で、3月生まれの生徒はまだ12歳1ヶ月に過ぎず、純粋な生物学的年齢の差だけで約5cm前後の体格差が生じていて当然なのです。この月齢差を無視し、「同じ中1なのに友達より頭ひとつ分小さい」と嘆くのは早計にすぎません。
焦りを解消するために保護者が行うべき具体的な作業は、単一の身体測定結果に一喜一憂することではなく、母子手帳から現在までの身長を記録した成長曲線(発育曲線)を描くことです。
成長曲線のグラフ用紙に過去数年間の測定値をプロットした際、標準的なカーブに沿って右肩上がりに推移していれば、たとえ曲線の下側(-1SD〜-1.5SD付近)を推移していたとしても、その子自身のペースで確実に成長ホルモンが分泌されている証拠です。問題視すべきなのは「現在の絶対的な数値が低いこと」ではなく、「今まで順調に上がっていた成長曲線の傾きが突然横ばいになり、年間伸び率が極端に鈍化すること」にあります。