隠れキリシタンとは?マリア観音と潜伏組織が隠し抜いた衝撃の真相
隠れキリシタンとは?マリア観音と潜伏組織が隠し抜いた衝撃の真相の真相について、専門知識を詳しくお届けします。
日本のキリスト教史は、熱狂と受難の歴史そのものである。フランシスコ・ザビエルによる布教開始以降、南蛮貿易の利益を狙う大名たちの思惑も絡み、キリシタンの数は急速に膨らんだ。しかし、豊臣秀吉のバテレン追放令を経て、江戸幕府の時代に入ると弾圧は本格化する。徳川家康はキリスト教が海外勢力による侵略の足掛かりになることを警戒し、全土での禁教を推し進めた。
その極点となったのが、1637年に勃発した「島原・天草の乱」だ。飢饉と重税に耐えかねた農民たちが、弱冠16歳の少年・天草四郎を首領として仰ぎ、幕府軍と熾烈な戦いを繰り広げた。この反乱の鎮圧後、幕府は鎖国体制を完成させ、キリシタン根絶に向けた監視システムを完成させる。以降、信者たちは完全に地下へと潜り、過酷な「潜伏の時代」へ突入していく。