【完全版】死亡叙位の対象基準とは?叙勲との違いや申請の流れを徹底解説
【完全版】死亡叙位の対象基準とは?叙勲との違いや申請の流れを徹底解説に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
死亡叙位とは、国家や社会に対して顕著な功労のあった人物が亡くなった際、生前の功績を称えて国家から「位(くらい)」を追贈する制度です。日本の栄典制度全般を統括する内閣府賞勲局が所管しており、閣議決定を経て天皇陛下より授与されます。
多くの方が混同しやすいのが「叙勲(じょくん)」との違いです。両者は根底にある精神こそ同じですが、授与される対象と形式に明確な相違点が存在します。
叙勲は主に生存者に対して春と秋(春の叙勲・秋の叙勲)に授与され、旭日章や瑞宝章といった物理的な「勲章」が授与されます。一方、叙位(位階)は歴史的に個人の序列を示す称号であり、現代では原則として亡くなった際に贈られます。授与品も勲章ではなく、天皇陛下の御名と御璽(ぎょじ)が押印された「位記(いき)」と呼ばれる格式高い奉書紙が遺族へ手渡されます。
生前に叙勲を受けていなかった方であっても、長年の誠実な勤務実績が評価されて死亡叙位のみを受章するケースは珍しくありません。