乾燥性皮膚炎がつらい!治らない原因と皮膚科推奨の正しい治療法
乾燥性皮膚炎がつらい!治らない原因と皮膚科推奨の正しい治療法の詳細解説をご紹介します。専門的な知識がチェックできます。
皮脂欠乏性皮膚炎は全世代で見られる疾患ですが、特に60代以上のシニア層において発症率が跳ね上がります。加齢に伴い皮脂腺や汗腺の機能が低下し、肌の天然保湿因子やセラミドの合成量が20代の頃の半分以下にまで落ち込むことが根本的な要因です。
高齢者の場合、靴下のゴム跡や下着の縫い目が当たる部位、すね全体が白くひび割れ、就寝中に無意識に掻きむしってシーツを血で汚してしまうケースも少なくありません。皮膚が薄くなっているため、掻き壊しから細菌感染を起こして「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」などの深刻な二次感染へ発展するリスクも孕んでいます。
対策として、肌に直接触れるインナーは化繊(吸湿発熱素材など)を避け、吸湿性と肌あたりの良い綿100%やシルク素材を選ぶことが推奨されます。また、室内湿度が40%を下回ると角質の乾燥が加速するため、加湿器を活用して湿度50〜60%を維持する環境づくりをご家族全体で意識することが肝要です。