カントリーロード英語歌詞と和訳|カタカナ発音・耳をすませばとの違いを解説
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映画『耳をすませば』の作中、主人公・月島雫(CV:本名陽子)が作詞したという設定で歌われる日本語版『カントリー・ロード』。鈴木麻実子氏が作詞を手掛け、宮崎駿監督が補作したこの訳詞は、原曲の英語詞とはまったく異なるテーマ性を持っています。
【テーマの比較】
- 英語原曲(ジョン・デンバー版):都会での生活に疲れ、懐かしく温かい「故郷へ帰りたい」と願う帰巣本能とノスタルジー。
- ジブリ日本語版(本名陽子版):故郷への想いを胸に抱きつつも、「ひとりぼっち おそれずに 生きようと 夢見てた」「行きたひ(い)けれど 行けない」と、自立のために前を向いて歩き出す青年の決意。
日本語版では、あえて「故郷には帰らない」という選択を歌っています。これは、進路や将来に悩みながらも、自分の足で一歩を踏み出そうとする雫や聖司の青春の葛藤を見事に投影した見事な翻案です。原曲の情緒を受け継ぎながら、まったく新しい生命を吹き込んだジブリ版の歌詞は、日本のポップス史においても屈指の名訳と言えます。