太っていないのに二重アゴになる原因とは?骨格と舌位置の落とし穴
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首が前に突き出る不良姿勢と、口内における舌の配置ミスは、現代人のフェイスラインを崩す最大の共犯関係にあります。デスクワークやスマートフォン操作が1日6時間を超えるデスクワーカーを対象とした姿勢調査でも、頸椎の生理的前湾が失われたストレートネックと二重あごの相関は極めて高い数値を示しています。
首が前方へ傾斜すると、頭部の重み(約5〜6kg)を支えるために後頸部の筋肉が過緊張を起こす一方、前頸部の筋肉は緩んで縮こまります。このアライメントの崩れが下顎下の皮膚を強制的に押し潰し、物理的な段差を作り出してしまうのです。日常的なスマホ首の姿勢改善に取り組まない限り、どれだけマッサージを行っても二重アゴの根本解決には至りません。
加えて見逃せないのが、「舌の位置」の異常です。本来、安静時の舌の位置の正しい位置は、舌先が上前歯の裏側にある膨らみ(スポット)に触れ、舌全体が上顎の天井(口蓋)にピタッと吸い付いている状態を指します。
しかし、口呼吸の習慣や咀嚼力の低下により、舌が下顎へ落ち込む「低位舌(ていいぜつ)」に陥っている人が少なくありません。舌は巨大な筋肉の塊であり、その根元は首の骨や舌骨につながっています。舌が下へ落ちると、舌骨ごと顎下の筋肉群が垂れ下がり、正面や横から見た際に顎下がぷっくりと膨らんでしまいます。低位舌の二重アゴ治し方の基本は、舌全体を上顎へ持ち上げて吸着させる「舌リフト」の習慣化にあります。