首がコキコキ鳴る原因とは?危険な病気の兆候と正しい改善策
首がコキコキ鳴る原因とは?危険な病気の兆候と正しい改善策について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
ネット上の質問コミュニティやSNSでは、「首を鳴らすと視界が明るくなる」「頭痛が消える」といった体験談が散見されます。一時的な爽快感から、無意識に首を勢いよく捻るルーティンが定着してしまうケースは後を絶ちません。
しかし、首を鳴らす癖危険性は整形外科領域で強く警鐘が鳴らされています。瞬間的な刺激によって脳内でエンドルフィンが分泌され、一時的に痛みが引いたように錯覚するものの、実態は関節構造の破壊行為に他なりません。
首ポキポキ鳴らすデメリットとして最も警戒すべきは、関節包や靭帯の弛緩です。首を捻って急激に鳴らす衝撃を繰り返すと、頚椎を支える靭帯が伸びきってしまい、首のグラつき(不安定症)を招きます。不安定になった骨を守ろうとして骨同士の接触面にトゲのような骨(骨棘)が形成され、かえって神経を圧迫しやすい骨格へ変化してしまう悪循環に陥るのです。最悪のケースでは、首の深部を通る椎骨動脈の壁が裂ける「動脈解離」を引き起こし、脳梗塞の引き金となるリスクも臨床上報告されています。