龍の髭が枯れる原因と復活法!失敗しない育て方と管理の鉄則
龍の髭が枯れる原因と復活法!失敗しない育て方と管理の鉄則を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。
龍の髭を健康に育て、隙間のない美しい緑の絨毯をつくるためには、初期の土作りと植え付け設計が成否を分けます。正しい龍の髭の育て方をステップ順に整理します。
1. 植え付けの適期と土壌の準備
植え付けのベストシーズンは、植物の根が活性化する春(3月下旬〜6月上旬)または秋(9月中旬〜11月上旬)です。真夏の猛暑期や真冬の霜が降りる時期は根の活着が悪いため避けてください。
土壌は水はけを最優先にします。庭土が固い粘土質の場合は、掘り起こした土に腐葉土やパーライト、川砂を2〜3割混入させて排水性を高めます。コンクリート目地に植える際は、目地の深さを最低でも10cm程度確保し、良質な培養土を充填しておくことが重要です。
2. 植え方の間隔(株間)
広範囲にグランドカバーとして敷き詰める場合、植え付け間隔は15cm〜20cm(1㎡あたり25〜35株程度)が標準です。初期投資を抑えたい場合は25cm間隔でも時間をかければ地下茎で埋まりますが、隙間が埋まるまでの間に雑草が生えやすくなるデメリットがあります。隙間を早期に埋めたい場合は、10〜15cm間隔の千鳥植え(ジグザグ配置)が効果的です。
3. 肥料の時期と施用量
龍の髭は痩せ地でも育つ植物のため、過剰な施肥は厳禁です。肥料が多すぎると葉ばかりが徒長して軟弱になり、病気や蒸れの原因になります。肥料を与える時期は年1〜2回、春(3月〜4月)と秋(9月〜10月)に、緩効性化成肥料(マグァンプKなど)を株元に少量パラパラと施す程度で十分です。
4. 美観を取り戻す「切り戻し剪定」の技術
数年経過すると、古い外側の葉が茶色く枯れ込んだり、冬の寒風で葉先が傷んで見苦しくなったりします。この際に行うのが春先の強剪定(切り戻し)です。新芽が動き出す前の2月下旬から3月中旬に、地際から3〜5cm程度の高さで古い葉を一斉に刈り取ります。一見丸坊主になりますが、4月以降に鮮やかで瑞々しい新緑が一斉に芽吹き、見違えるほど美しい姿に生まれ変わります。
5. 株分けによる増やし方
密集して盛り上がってきた大株は、株分けによって容易に増やすことができます。適期は春か秋。スコップで大株ごと掘り上げ、手やハサミを使って1株あたり5〜10芽程度に根を付けた状態で分割します。根が乾かないうちに速やかに目的の場所へ植え直し、たっぷりと水を与えれば高確率で定着します。