非通知の電話がきた理由と正体|出てしまった時の危険性と拒否設定

非通知の電話がきた理由と正体|出てしまった時の危険性と拒否設定に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

非通知電話を巡っては、インターネット上で事実と異なる誤情報が散見されます。トラブルを悪化させないために、正しい技術仕様と法的手続きを理解しておく必要があります。

誤解①:「折り返し特番(136など)を使えば非通知の相手にかけ直せる」
NTTの「136(ナンバーお知らせサービス)」は、最後に着信した相手の電話番号を読み上げる機能ですが、相手が非通知で発信していた場合は「お調べになりたい電話番号はお受けできませんでした」とアナウンスされる仕様です。技術的に、非通知でかかってきた着信に対して受信側から折り返す手段は存在しません。

誤解②:「警察に行けばその場ですぐに相手の番号を特定してくれる」
個人のプライバシー保護と通信の秘密(電気通信事業法第4条)があるため、単に「非通知電話が1〜2回かかってきた」という程度では、警察であっても通信キャリアへ発信者情報の開示請求を行うことはできません。ストーカー規制法違反や脅迫罪、業務妨害罪といった具体的な犯罪性が明白であり、被害届が正式に受理された捜査段階でのみ、裁判所の令状を経て発信元特定が進められます。

誤解③:「出てしまったら自動的に高額な通話料を請求される」
着信を受けた側が通話料を負担するのは、国際着信のローミング時など極めて限定的なケースに限られます。国内で通常の非通知電話を取っただけで、受話側に通話料金が課金される仕組みはありません。過度に恐れる必要はありませんが、通話による情報流出には最大限の警戒が必要です。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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