プリプリ名曲『19 Growing Up』歌詞の真相と誕生秘話の全貌
プリプリ名曲『19 Growing Up』歌詞の真相と誕生秘話の全貌の重要ポイントをお届けします。役立つ情報が詰まっています。
プリンセス プリンセスは、1983年にオーディションで選ばれた5人によって「赤坂小町」として結成されました。しかし、当初はアイドル的なプロモーションを強いられ、ヒットに恵まれない不遇の時代を過ごします。1986年に事務所を移籍し「PRINCESS PRINCESS」へと改名。彼女たちが自らの手で楽器を持ち、自分たちの言葉で曲を作り始めた時期に誕生したのが『19 GROWING UP -ode to my buddy-』でした。
当時、ドラムの富田京子が持ち寄る歌詞は、作詞家のプロが書くような洗練された技巧ではなく、感情がそのまま溢れ出た日記のような質感を持っていました。奥居香(現・岸谷香)は後年の音楽対談で、富田の歌詞について「読んだ瞬間にメロディが頭の中に鳴り響く強さがあった」と振り返っています。
奥居が紡ぎ出した疾走感あふれるメロディラインは、ビートの跳ね感とエモーショナルな高揚感を兼ね備え、富田のナイーブで切実な言葉を一気にアンセムへと昇華させました。Bメロからサビへと向かう劇的なコード展開と、「19」というシャウトに乗せて解放されるエネルギーは、5人がスタジオで膝を突き合わせ、何度もアレンジを練り直した末に獲得したバンドサウンドの真骨頂です。この楽曲の完成によって、彼女たちは「自分たちのアイデンティティ」を完全に確立し、翌1989年のメガヒット『Diamonds<ダイアモンド>』へと続く快進撃の足がかりを築いたのです。