猫の歯が抜けた原因は病気?受診目安と痛みのサインを徹底解説
猫の歯が抜けた原因は病気?受診目安と痛みのサインを徹底解説についての最新情報をご紹介します。
Q1:抜けた歯を猫が飲み込んでしまったようですが、開腹手術などが必要になりますか?
A1:基本的に開腹手術などの処置は不要です。猫の歯は非常に小さいため、気管に入ってむせ込んだり呼吸困難を起こしていない限り、胃酸で部分的に分解されるか、数日以内に便に混ざって自然に排泄されます。ただし、歯が抜けた原因自体(重度歯周病や歯根破折など)の治療は必要ですので、数日以内に動物病院を受診してください。
Q2:折れた犬歯から出血しています。自宅でできる応急手当はどうすればいいですか?
A2:清潔なガーゼやコットンを水で軽く湿らせ、出血している歯茎を数分間優しく圧迫して止血を試みてください。人間用の止血剤や消毒液を口内に塗布してはいけません。猫が嫌がって暴れる場合は無理をせず、キャリーケースに入れて速やかに動物病院へ搬送してください。歯髄(神経)が露出していると強烈な痛みを伴うため、早期の鎮痛・外科処置が必須です。
Q3:シニア猫の口臭がひどいのですが、全身麻酔での歯石取りは危険ではありませんか?
A3:麻酔薬や生体モニターの進歩により、適切な事前検査を行えば高齢であっても麻酔のリスクは大幅に低減されています。術前の血液検査、レントゲン検査、心エコー検査などで肝臓や腎臓、心臓の予備能を慎重に評価した上で麻酔プロトコルが組まれます。慢性の口腔内細菌を放置して腎不全や心疾患を悪化させるリスクと、計画的な麻酔処置のリスクを獣医師と天秤にかけて判断することが推奨されます。
Q4:歯がほとんど抜けてしまっても、猫は食事を普通に食べられますか?
A4:全く問題なく食事を摂ることができます。本来、肉食動物である猫は獲物をすり潰す咀嚼を行わず、歯は獲物を捕獲・引き裂くために特化しています。家庭飼育で提供されるキャットフードであれば、歯がなくても歯茎で潰すか丸呑みでスムーズに栄養摂取が可能です。むしろ痛みの元凶だった歯がなくなることで食欲が劇的に回復する事例が一般的です。