競馬の空馬は1着でどうなる?払い戻しルールとなぜ走るかの真相

競馬の空馬は1着でどうなる?払い戻しルールとなぜ走るかの真相についての真相をご紹介します。

レース中に落馬が発生して空馬となり、そのまま先頭でゴール板を駆け抜けた場合、競馬の公式記録上は「競走中止」として処理されます。たとえ物理的にどの馬よりも早く決勝線を通過したとしても、1着馬として認定されることは絶対にありません。

この根底にあるのが、JRA競馬施行規程における「斤量(負担重量)の保持」と「騎手騎乗の義務」です。競馬は「決められた重量を背負った騎手が騎乗してゴールすること」を前提とした競技です。騎手を落とした時点で競走能力の公平性が失われるため、自動的に競技資格を喪失します。したがって、空馬の後ろを走って2番目にゴール板を通過した「騎手が乗っている最先着馬」が正式な1着馬となります。

多くのファンが最も気にする「馬券の払い戻し(返還)」についても明確なルールが存在します。ゲートが開いて正常にスタートが切られた(真正な発走)後に起きた落馬事故の場合、馬券の返還は一切行われません。自分が買った馬がスタート直後に落馬して空馬になっても、馬券は「ハズレ」として確定します。返還が行われるのは「ゲートが開かなかった」「枠内で暴れて発走前に除外された」といった発走前のトラブルに限られます。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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