慢性上咽頭炎は漢方で治る?Bスポットに挫折した人が選ぶ最終処方
慢性上咽頭炎は漢方で治る?Bスポットに挫折した人が選ぶ最終処方について押さえておきたい ポイントを厳選して解説いたします。
Q1:漢方薬だけで慢性上咽頭炎を完全に治すことはできますか?
A1:軽度から中等度の慢性上咽頭炎、あるいは自律神経症状や喉の異常感覚(梅核気)が主体のケースであれば、漢方薬の単独服用と生理食塩水による鼻うがいの継続で完治・寛解に至る例は多数存在します。ただし、上咽頭粘膜が高度に線維化・肥厚している重症例では、Bスポット療法など局所への直接的アプローチを併用した方が圧倒的に早く完治へ到達します。
Q2:市販のツムラやクラシエの漢方薬(ドラッグストアで購入)でも効果は同じですか?
A2:有効成分の生薬構成自体は医療用と同じですが、市販薬(OTC医薬品)は安全性を考慮して有効成分の含有量が医療用の半分から8割程度に抑えられている製品が多く見られます。また、自己判断で選んだ処方が自身の「証(体質)」と真逆であった場合、胃もたれや浮腫などの副作用を引き起こす恐れがあります。確実な改善を望むのであれば、耳鼻咽喉科の漢方外来や東洋医学専門医を受診し、医療用エキス製剤の処方を受けることを強く推奨します。
Q3:漢方を飲み始めてから効果を実感できるまでの期間はどれくらいですか?
A3:喉の異物感や不安感に対する半夏厚朴湯であれば、早い人で数日から2週間前後で変化を実感できます。一方で、長年こびりついた後鼻漏の粘度低下や、上咽頭粘膜自体の充血消失には最低でも1〜3カ月、全身の免疫力を立て直す体質改善には3〜6カ月の継続が必要です。まずは1カ月間服用し、症状の変化を医師と振り返ることが基本となります。
Q4:小柴胡湯加桔梗石膏の「うがい飲み」とは具体的にどのように行うのですか?
A4:医療用エキス顆粒1包を、ぬるま湯(約50〜80ml)に溶かします。それを一口口に含み、上を向いて喉の奥(鼻の奥へ響かせるイメージ)でガラガラと10秒ほど音を立ててうがいをした後、吐き出さずにそのままゆっくりと飲み込みます。生薬の有効成分が直接上咽頭から咽頭後壁の粘膜に接触するため、通常の水で飲み下す方法に比べて優れた消炎・鎮痛効果を発揮します。