アオハダとアオダモの違いは?後悔しない見分け方と植栽選びの決定版
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アオハダとアオダモの識別において、最も確実なチェックポイントとなるのが「葉の生え方」「幹肌の質感」「秋の果実」の3点です。苗木や植木市で見比べる際も、この特徴を頭に入れておけば見誤ることはありません。
まず葉の形状について、アオダモは1本の葉柄に複数の小葉が向かい合ってつく「奇数羽状複葉(きすううじょうふくよう)」です。風にそよぐ姿が非常に軽やかで、繊細な陰影を地面に落とします。対してアオハダは、枝から1枚ずつ葉が出る単葉であり、短い枝の先端に葉がぎゅっと集まってつく「束生(そくせい)」の特徴を持ちます。葉の縁には細かなギザギザ(鋸歯)があり、アオダモよりもやや丸みを帯びた素朴な質感を漂わせます。
幹の表情にも歴然とした違いがあります。アオダモの象徴とも言えるのが、幹肌に現れるモザイク状の「白斑(はくはん)模様」です。これは樹皮に地衣類が共生することで生まれる自然のアートであり、モダンな建築の外壁に美しく映えます。一方のアオハダは、灰褐色から淡い灰色のすっきりとした幹肌をしており、外皮を爪などで軽く削ると内樹皮が鮮やかな緑色をしていることから「青肌(アオハダ)」の名が付けられました。
さらに、秋の景観を決定づけるのが実の存在です。アオハダは秋になると枝一面に鮮烈な赤い実を実らせ、落葉後も枝に残って庭を華やかに彩ります。一方、アオダモはプロペラのような形をした褐色の翼果(よくか)をつけるため、赤い実をつけることはありません。