ネットサーフィンは死語?意味と由来・ブラウジングとの違いを徹底解剖
ネットサーフィンは死語?意味と由来・ブラウジングとの違いを徹底解剖の重要なポイントについて、分かりやすい解説を基に徹底解説します。
「ほんの5分だけ確認するつもりが、気づけば深夜2時を回っていた」「何を調べていたかすら覚えていないのに、手だけが止まらなかった」――大手ネット掲示板やSNS、知恵袋には、このような自責の念を伴う声が日々数多く投稿されています。
取材を進めると、多くの人が「自分の意志が弱いからだ」と思い込んでいますが、行動科学や神経科学の知見に基づけば、これは個人の精神力だけの問題ではありません。人間の脳の報酬系が巧妙にハッキングされている結果です。
ネットサーフィンがやめられない最大の神経学的要因は、心理学者バラス・スキナーが提唱した「間欠強化(Intermittent Reinforcement)」にあります。パチンコなどのギャンブルと同じく、「リンクを開いた先に、面白い情報があるかもしれないし、退屈な情報しかないかもしれない」という予測不可能な不確実性こそが、脳内で快楽物質「ドーパミン」を過剰に放出させるトリガーとなります。
さらに、総務省情報通信政策研究所の利用時間調査をはじめとする各種統計データを見ても、日本人の平日におけるインターネット利用時間は平均180分(3時間)超に達しており、休日には240分(4時間)以上に及ぶ層が多数を占めます。そのうちの相当な時間が、本来の目的を失った偶発的なネットサーフィンやショート動画の受動的閲覧に費やされているのが実態です。
これに拍車をかけているのが、現代特有の心理傾向である「FOMO(Fear of Missing Out:取り残される恐怖)」です。「誰かの話題に乗り遅れたくない」「最新のゴシップやトレンドを見落としたくない」という無意識の防衛本能が、スマートフォンの画面を再読み込みし続ける衝動を生み出し、スマホ中毒とネットサーフィンの根深い癒着を形成しています。