卯の花とはどんな花?ウツギの正体とおから命名の真相・花言葉を解説
卯の花とはどんな花?ウツギの正体とおから命名の真相・花言葉を解説についての真相をご紹介します。
SNSや知恵袋等の検索コミュニティで頻繁に見受けられるのが、「おからの別名が卯の花なら、植物のウツギの花自体も食べられるのか?」という疑問である。
植物のウツギは食べられるのか?
結論から述べると、ウツギの花や葉は一般的な食用には適さない。毒劇物指定されているわけではなく、花弁そのものに猛毒は含まれていないものの、食用花(エディブルフラワー)としての栽培履歴はなく、食用としての安全基準や栄養学的価値も確立されていない。一部地域で「若葉を茹でて灰汁抜きして食べる」という山菜利用の伝承が残る程度である。くれぐれも「卯の花料理=本物の花を調理したもの」と早合点して口にしてはならない。
庭木としての卯の花の育て方と「剪定時期」の鉄則
一方、園芸分野においてウツギは、日本の気候風土に完全に適応した極めて強健で育てやすい花木として高い評価を得ている。ただし、翌年も確実に花を咲かせるためには、剪定タイミングに関する明確なルールが存在する。
- 剪定時期は「花が終わった直後(6月中旬〜7月上旬)」が絶対条件:
ウツギは夏から初秋(8月〜9月頃)にかけて、翌春に開花する花芽(はなめ)を新梢に形成する。秋以降や冬場に枝を切り落とすと、形成された花芽をすべて除去してしまい、翌年の春に全く花が咲かなくなる。手入れは「花がら摘みを兼ねて開花直後に切り戻す」のが鉄則である。 - 日当たりと土壌環境:
半日陰でも育つが、花つきを重視するなら日当たりのよい戸外に植える。土質は特に選ばないが、極端な乾燥を嫌うため、水もちと水はけのよい腐植質に富んだ土壌を好む。 - 仕立て方と生垣:
萌芽力が非常に強いため、昔ながらの生垣として利用されてきた。古くなって花つきの悪くなった太い枝は、株元から間引く「更新剪定」を行うことで、常に若い枝を維持できる。