ドラえもん栗まんじゅうの現在地|宇宙崩壊とブラックホール化の真相
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ドラえもん栗まんじゅうは今どこでどうなっているのか。結論から言えば、作中の設定を厳密に物理学へ適用した場合、宇宙へ追放された栗まんじゅうはすでに局所的な銀河系を完全に破壊し、巨大な超大質量ブラックホールと化しているという結論に達します。
原作である「てんとう虫コミックス17巻」に収録された「バイバイン」のラストシーンで、ドラえもんは増えすぎて庭を埋め尽くしそうになった栗まんじゅうを、小型の使い捨て宇宙ロケットに詰め込み、大気圏外へと発射しました。のび太とドラえもんは星空を見上げながら「やれやれ、助かった」と安堵の表情を浮かべますが、ここに致命的な欺瞞が存在します。宇宙空間へ放逐したところで、バイバインの効能である「5分ごとに2倍になる」という物理現象が停止する根拠は何ひとつ描かれていないからです。
ロケットが地球の重力圏を脱出して太陽系外へ向かったとしても、真空中であろうと絶対零度(マイナス273.15度)であろうと増殖が続く限り、栗まんじゅうの球体群は光速に近い膨張速度で空間を圧迫し始めます。作中の描写に従えば、追放された瞬間から数時間後には太陽系規模のサイズへと膨れ上がり、太陽の引力バランスを狂わせ、最終的には太陽系そのものを押し潰したはずです。読者が抱く「宇宙の彼方で漂っているのだろう」という牧歌的なイメージとは裏腹に、現実は宇宙規模の大災害が現在進行形で拡大し続けていることになります。