教員の給与格差を徹底検証!正規と講師の年収差や退職金の真実
教員の給与格差を徹底検証!正規と講師の年収差や退職金の真実に関する主要なデータを詳しく解説いたします。
同じ学校で同じコマ数を教え、同じようにテストの採点を行っていても、年収ベースで比較すると大きな開きが生じます。正規教諭と常勤講師、さらに非常勤講師の給与構造は、どのような項目で大きな隔たりを生んでいるのでしょうか。
まず基本給においては、正規教諭が年齢や勤続年数に伴って順調に昇給していくのに対し、常勤講師は上限が設けられていたり、更新ごとに経験年数の加算率が抑えられたりするケースが目立ちます。さらに、年間4か月分前後支給される賞与(期末・勤勉手当)の計算基礎となる月額にも差がつくため、年間の支給総額の差は年を追うごとに広がっていきます。
最も深刻な差異として挙げられるのが退職金です。正規教諭が定年まで勤め上げた場合に数千万円規模の退職手当を受け取るのに対し、年度ごとの契約更新を繰り返す常勤講師や非常勤講師には、原則として長期勤続を前提とした退職金制度が適用されないか、支給されたとしても少額にとどまります。生涯賃金に換算すると数千万円から1億円近い差に達することもあり、これが現場の切実な課題となっています。