トコジラミに刺されたらどうする?猛烈な痒みを鎮める初動と対策

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トコジラミに刺された直後、一刻も早く地獄のような痒みから解放されるためには、薬局での安易な判断を捨て、明確なエビデンスに基づいた薬剤を選択しなければならない。蚊用のマイルドなかゆみ止めでは、この激しいアレルギー反応を抑え込むことは不可能だ。

皮膚の炎症を速やかに鎮火させるための第一選択となるのが、十分な力価を持つステロイド外用薬だ。日本の市販薬(OTC医薬品)で購入できるステロイドには強さのランクが存在する。トコジラミによる強い腫れと痒みには、市販で最も高い抗炎症効果を持つ「ストロング(強い)」クラス(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルなどを含む製剤)を迷わず選ぶ必要がある。赤みのある患部に薄く伸ばすのではなく、患部を覆うように適量を塗布することが初期鎮静の鉄則だ。

外用薬だけではどうしても治まらない夜間の掻痒感には、内服薬の併用が極めて有効となる。抗ヒスタミン薬を服用することで、中枢および末梢のヒスタミン受容体をブロックし、無意識の掻きむしりによる皮膚破壊を食い止める。日中の眠気を避けたい場合は第2世代抗ヒスタミン薬、就寝時の痒みで中途覚醒してしまう場合は鎮静性の高い成分を含む製剤など、症状の出現パターンに応じた使い分けが求められる。市販薬を2〜3日使用しても紅斑が拡大する場合や、水疱化・二次感染の兆候が見られる場合は、躊躇なく皮膚科専門医を受診すべきだ。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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