ちあきなおみの資産は現在いくら?休業30年を支える巨額収入の真相
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「30年以上働いていないのに、なぜ裕福な生活を続けられるのか」という世間の疑問に対する答えは、主に2つの強固なキャッシュフローに集約されます。それが著作権・歌唱印税とビルオーナーとしての不動産経営です。
第1の柱である印税収入について、ちあきなおみの歌唱力は引退後も高く評価され続けています。『喝采』『黄昏のビギン』『矢切の渡し』『紅とんぼ』などのマスターピースは、現在も有線放送やカラオケで定番曲として歌われ、定期的にテレビCMや映画の挿入歌として採用されています。特に『黄昏のビギン』は大手飲料メーカーの長期的なCMソング起用により、若い世代のリスナーをも開拓しました。2019年にリリースされたコンセプトアルバム『微吟』が異例のロングセラーを記録したように、ベスト盤やCDボックスの販売、ストリーミング再生に伴う印税収入は現在でも年間約2,000万〜3,000万円に達すると音楽出版社関係者は試算しています。
第2の柱が、夫である郷鍈治さんと共に築いた不動産資産です。かつて夫妻は、東京都世田谷区や渋谷区など都心部の好立地に土地や商業ビルを取得していました。生前、郷鍈治さんは個人事務所の経営だけでなく、店舗ビルの運営など実業家としての才覚を発揮していました。郷さんが遺した商業ビルや賃貸用物件は現在もちあきなおみが保有・管理しており、不動産経営による年間賃料収入は数千万円規模にのぼると見られています。
また、かつて世田谷区瀬田で夫と共に共同経営していた純喫茶「COCHON(コション)」は、ファンや文化人が集う隠れ家として知られていましたが、1992年に郷さんが亡くなった直後に惜しまれつつ閉店しました。事業としての飲食店経営からは撤退したものの、土地・建物の権利は維持され、無駄な事業リスクを背負わずに堅実な不動産オーナー業へシフトしたことが、長期にわたる資産保全の成功要因となりました。