幻視は前兆?レビー小体型認知症の症状と見逃せない初期サイン徹底解説
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レビー小体型認知症の最大の特徴とも言えるのが、極めて鮮明で具体的な「幻視(げんし)」です。「光が見える」「ぼんやり影が動く」といった曖昧なものではなく、「知らない子どもが布団の横に立っている」「黒い犬が部屋を横切った」など、色彩や輪郭がはっきりとした人や動物の姿を訴えるケースが目立ちます。本人は本当に見えているため、追い払おうとしたり、お茶を出そうとしたりすることもあります。
この幻視と並んで、発症の数年前から十数年前から現れやすい前兆が「レム睡眠行動障害(RBD)」です。通常、夢を見ているレム睡眠中は全身の筋肉が緩んで動かない状態になりますが、脳幹の機能低下によってブレーキが効かなくなり、夢の体験がそのまま行動に出てしまいます。大声で怒鳴るような寝言を言ったり、壁を激しく殴ったり、隣で寝ている家族に殴りかかってしまうような激しい異常行動が見られる場合、レビー小体型認知症の極めて重要な初期サインとなります。