糖化した肌の画像が示す真実|黄ぐすみ・たるみの原因と最新改善策
糖化した肌の画像が示す真実|黄ぐすみ・たるみの原因と最新改善策を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。
専門機関が公開している「糖化した肌の画像」を観察すると、健常な肌組織との間に歴然とした違いが存在することがわかる。正常な肌の真皮層では、コラーゲンやエラスチンが規則正しい網目構造を形成し、半透明のみずみずしい白さを保っている。これに対し、糖化が進んだ肌組織の断層画像では、コラーゲン繊維同士が無秩序に癒着し、全体が黄色から茶褐色へと濁った色合いに変質している。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼院長は、臨床現場における肌トラブルについて「日々鏡を見るたびに感じる『疲れて見える』『肌の透明感がない』『老けた気がする』といったサインの背景には、体内で進行する糖化、すなわち“内側の焦げ”が潜んでいる」と指摘する。臨床現場でも、血行不良による青白いくすみやメラニン沈着による茶くすみとは異なり、肌の奥底から染み出すような「黄ばみ」を訴えて受診する患者が増加傾向にある。
黄ぐすみの原因となるのは、食品化学でも広く知られる「メイラード反応」だ。トーストの表面にこんがりと焼き色がつくのと全く同じ化学反応が、約36.5度の生体内でも緩やかに進行する。真皮層の約7割を占めるコラーゲン繊維が血液中のブドウ糖や果糖と結びつくと、最終的に「AGEs(Advanced Glycation End-products:終末糖化産物)」と呼ばれる黄褐色の老化物質へ変貌を遂げる。このAGEsが光を透過させず黄色く乱反射するため、肌表面から見た際に特有のくすんだ黄ばみとして認識される。
さらに深刻なのが、糖化によるたるみとシワの加速である。コラーゲン繊維は本来、ゴムまりのような伸縮性としなやかさを肌に与えている。しかし、糖と結合してAGEs化したコラーゲンは「架橋形成」を起こして硬直化し、柔軟性を完全に失ってしまう。バネの弾力を失ったマットレスが中央からへたり込むように、真皮の土台が重力に抗えなくなり、深いほうれい線やフェイスラインのもたつきを引き起こす。