京都・石塀小路が撮影禁止の理由は?風情守るマナーと名店巡り
京都・石塀小路が撮影禁止の理由は?風情守るマナーと名店巡りに関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
石塀小路の歴史は、明治末期から大正時代初期にかけて始まります。かつてこの地にあった圓徳院の塔頭「藤樹庵」の敷地を大正初期に区画整理し、お茶屋や邸宅が立ち並ぶ高級花街の奥座敷として開発されたのが起源です。
「石塀小路」という呼び名の由来は、路地沿いに並ぶ町家の基礎部分にあります。家々の土台に切石を規則正しく積み上げた「石塀」が築かれ、その上に上品な木造の板塀が連なっていることからこの名が付きました。また、足元に敷き詰められた石畳の一部には、1978年(昭和53年)に廃止された京都市電の軌道敷石(敷石・板石)が再利用されており、京都の近代化と歴史遺産の再生が美しく調和した産物でもあります。
曲がりくねったクランク状の路地構造は、外部からの視線を自然に遮り、かつて訪れた文人墨客や要人たちが人目を忍んで通うのに適した隠れ里の構造を今に伝えています。伝統的建造物群保存地区にも指定されており、京都の町並み美学の頂点とも言える存在です。