渡る世間は鬼ばかりキャスト死去の真相とは?名優たちの死因と現在まとめ
渡る世間は鬼ばかりキャスト死去の真相とは?名優たちの死因と現在まとめの具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
『渡る世間は鬼ばかり』のもう一つの主役とも言えるのが、中華料理店「幸楽」とお食事処「おかくら」を取り巻く名脇役たちです。彼女たちの卓越した演技力が、ドラマのリアリティを極限まで押し上げていました。
「日本一嫌われた姑」を演じきった赤木春恵さんの凄み
幸楽の女主人・小島キミ役を務めた赤木春恵さんは、嫁の五月(泉ピン子さん)をネチネチといびり倒す姑役で視聴者からの凄まじい反響を呼びました。街を歩けば通行人から「あんまり五月さんをいじめないで!」と本気で苦情を言われるほどの名演でした。
しかし実際の赤木さんは非常に温厚で知性にあふれ、共演者から「ママ」と慕われる現場の精神的支柱でした。晩年は認知症の夫の介護を続けながら映画『ペコロスの母に会いに行く』で88歳にして映画初主演を飾り、ギネス世界記録に認定されるなど生涯現役を貫きました。2018年11月29日、心不全のため94歳で天国へと旅立ちました。
青山タキ役・野村昭子さんの孤独な旅立ちと現場への衝撃
おかくらの仕込みから接客までを仕切り、時に大吉の良き相談相手となったタキさん役の野村昭子さん。家政婦や小料理屋の女将など、市井の人々を演じさせたら右に出る者がいない名バイプレイヤーでした。
2022年7月、都内の自宅で熱中症のため倒れているところを発見され、95歳で亡くなっていたことが判明しました。愛犬を看取った後、一人暮らしを続けながら凛として暮らしていた中での突然の悲報は、多くの共演者や長年のファンに深い悲しみをもたらしました。
脚本家・橋田壽賀子先生が示した最期のメッセージ
2021年4月4日、急性リンパ腫により95歳で逝去された脚本家の橋田壽賀子先生。「安楽死で逝きたい」という自著での提言通り、最期まで自立した人生観を貫き、住み慣れた熱海の自宅で盟友・石井ふく子プロデューサーに見守られながら静かに息を引き取りました。「渡鬼」という巨大な物語を一人で書き続けた彼女の死は、一つのテレビドラマ黄金時代の終焉を告げる出来事となりました。