なぜ国名を名乗れる?明治ブルガリアヨーグルト誕生秘話と砂糖の真相
なぜ国名を名乗れる?明治ブルガリアヨーグルト誕生秘話と砂糖の真相について分かりやすく解説いたします。最新の情報をお届けします。
現在でこそプレーンヨーグルトは日常の風景ですが、1970年代初頭の日本市場において、無糖のプレーンヨーグルトは完全に「異物」でした。当時の日本のヨーグルトといえば、甘く味付けされ、寒天やゼラチンでプリンのように固めたものが主流だったためです。
1971年に日本初の本格プレーンヨーグルトとして発売された当初、消費者からは「酸っぱすぎて腐っているのではないか」「甘くなくて食べられない」といった厳しいクレームが相次ぎました。牛乳パックのような三角屋根の容器に入っていたこともあり、牛乳と間違えて購入した消費者からの戸惑いの声も少なくありませんでした。
開発チームは、日本人に本物の発酵乳文化を定着させるため、地道な試食イベントや啓発活動を重ねました。本場バルカン半島の健康長寿のシンボルとしての価値を訴えかけ、単なる甘いおやつではなく「健康を育む毎日の食習慣」としてのポジショニングを築き上げていったのです。