仮面の忍者赤影の歴代俳優の現在とは?初代坂口祐三郎の真実と最新消息
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涼しげな目元と抜群の立ち回り、そして赤い仮面から覗く凛とした表情で全国のファンを魅了した初代赤影役の坂口祐三郎氏(本名:中村昭)。東映ニューフェイス第8期生として芸能界入りした坂口氏は、20代半ばで赤影役に抜擢され、瞬く間に国民的スターへと駆け上がりました。
しかし、あまりにも赤影のイメージが強すぎたことは、正統派二枚目俳優としてのその後のキャリアに大きな葛藤をもたらすことになります。「何をやっても赤影に見られてしまう」という重圧から、一時は特撮や時代劇の現場から距離を置いた時期もありました。実生活でも事業の浮き沈みや私生活の波乱を経験し、表舞台から遠ざかる期間が続きます。
そんな坂口氏の心を動かしたのは、大人になっても自分を「赤影」としてリスペクトし続けてくれるファンの熱い声でした。晩年には「生涯赤影」を宣言し、自伝の出版やトークショー、赤影のコスチュームを身にまとったファンミーティングへ積極的に参加。ファンとの深い絆を何より大切にしていました。
ところが2003年7月13日、新作の企画や赤影復活プロジェクトに向けて意欲を燃やしていた矢先、脳梗塞のため61歳の若さで急逝。あまりにも突然の訃報は、特撮ファンのみならず昭和のテレビ界に大きな衝撃と深い悲しみを与えました。